- 法人名
- 学校法人有馬学園
- 評価期間
- 2024年7月17日から2025年1月23日
- 評価詳細
- 事業者の理念・方針、期待する職員像
- 事業者が特に力を入れている取り組み
- サービス分析結果
- 組織マネジメント分析結果
- 利用者調査結果
特に良いと思う点
- 特色ある保育への注力により子どもたちが楽しみながら成長していけるよう取り組んでいます
- 小規模保育所として家庭的な支援とともにアットホームな運営に努めており、管理者のあたたかな人柄と尽力により職場の活性化がなされています。目標とねらいを定め、園の方針や取り巻く環境を考慮した保育に努め、音楽(リトミック)、英語教育、漢字教育については、専門講師および学校法人である法人本部から指導を受けた職員によるカリキュラムが実施されています。特色ある保育は、子どもたちの可能性を広げ、自由に表現できる力を身につけられるよう取り組んでいます。
- 子どもと保護者に寄り添う援助に取り組んでいます
- 外国籍の方が多く居住する地域の特性を考慮し、多様な子どもを受け入れる準備が整えられています。保護者に対して細やかな気遣いがなされていることが理解でき、食事の提供・相談など各種配慮にも努めています。就労や家庭環境に対して柔軟に対応し、子どもと保護者に寄り添う援助に取り組んでいます。
- 積極的な戸外活動を中心に健やかに成長できるプログラムと環境設定に尽力しています
- 大きな公園がすぐそばにある恵まれた環境を活かし、積極的な戸外活動がなされています。午前中には天候が許す限り毎日散歩を実施していますが、午後の時間帯であっても子どもたちの気分転換を図りたい場合は、散歩にでるなど子どもたちが健やかに成長できるプログラムと環境設定に尽力しています。
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さらに改善が望まれる点
- プログラムの活用をあたためられたアイディア実現につなげていくことが期待されます
- 来年度は、都がすすめる「伸びる・育つ(すくすく)」と「好奇心・探究心(わくわく)」を応援する幼保共通のプログラムを活用する意向をもっています。子どもたちの興味関心をさらに引き出すとともに玩具の入れ替え、公園での昼食などあたためられたアイディアの実現につなげていくことが期待されます。
- 地域との連携について課題を抽出しています
- 法人内の区内小規模保育所と連携しながら地域のニーズにこたえるよう取り組んでいます。現在地域特性を考慮し、連携園は指定していませんが、保護者の希望や地域へのリサーチなどをしていく意向をもっています。また実習生の受け入れについても検討課題としており、さらに地域貢献を進めることを目標としています。
- 誤解を招かない接遇の実践を永続的な目標としています
- 区は8つの項目による保育の質のガイドラインを定めており、これらに沿った保育の実践をこころがけています。子どもの権利擁護、適切な接遇、言葉遣いについて保護者・地域の方々から誤解を招くことのないよう・信頼を得られるよう努めていくことを永続的な目標としています。